生前対策で将来と家族の信頼を守る
PRE DEATH MEASURES
加齢や病気によって判断力が低下した後では、大切な資産や生活の自由を自分の意思で守ることが難しくなる場面もあります。そうした事態に備えるため神戸市でも生前対策への関心が高まっています。任意後見や家族信託、財産管理委任契約などを活用することで、本人の意思を尊重しながら円滑な生活支援や財産管理を行えます。将来に不安を残さないために早めの備えが安心につながりますので、専門家の支援を受けることが重要です。
一番節税できる贈与額を贈与する
生前贈与をする前の相続税と生前贈与をした後の相続税・贈与税を計算し、それを比較し、贈与額を計算した中から一番低い相続税と贈与税が一番節税できる贈与額となります。
ただし、夫婦の場合は夫婦の相続税の合計額で考えないと意味がありません。
夫婦の場合は先に亡くなるのを「一時相続」、後に亡くなるのを「二次相続」と言いますが、「一時相続」の時に配偶者がどれだけ受け取るのかという配分で、夫婦の相続税の合計額が約2倍変わることになります。
生前贈与をする前の「一時相続税」・「二次相続税と生前贈与」と生前贈与をした後の「一次相続税」・「二次相続税・贈与税」を比べて一番節税できる額を探していきます。
その際には、贈与額だけでなく二次相続が最適になる「一時相続」の配偶者の取得割合も算出します。
夫婦の相続税額の合計額が最小値になる額を探して、一時相続の時に配偶者が取得する割合を検証していきます。
これらの計算は、難解な計算ですので、専門家にご相談されることをお勧めします。
生前対策でもしもの時に備える準備
急な病気や事故によって生活の自由が制限される場面は誰にでも起こりうるものです。そうした時に備えることでご自身だけでなくご家族の安心にもつながります。神戸市でこれまで対応してきたご相談の中でも、入院や施設入所時における金銭管理や住まいの手続きについて事前に備えておけばよかったという声が多く寄せられています。生前対策の一つとして日常生活支援や身元保証、終末期の意思表示までを視野に入れておくことで、不動産売却を急ぐ必要がない状態を整えることも可能です。