相続した不動産を共有名義にするリスク
2025/11/29
被相続人(亡くなった人)の遺産に不動産が含まれていた場合、単独ではなく共有名義の形で相続することも可能ですが、リスクが潜んでいることを認識しておきましょう。
兄弟が共有で不動産を相続した場合、その状態で兄が亡くなれば、今度はその共有持分が兄弟の相続人に受け継がれます。
兄と弟は気心が通じ合っていたとしても、新たな名義人は、どんどん疎遠になっていき権利関係は複雑化することが、共有の最大のリスクです。
また、不動産の売却、取り壊し、大規模なリフォーム、建て替えなどには、共有者の合意が必要になり、将来的にその関係が保てるのかの保証はありません。
共有者の1人が認知症になったしまったり、所在が不明な共有者が出てくるなどの理由で、不動産の売買契約などの法律行為を行うことができなくなることもあります。
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