相場よりも安い土地でも家が建てられないケース

周囲には整った街並みと立派な住宅が並んでいても、住宅や店舗など「人が住む建物」を建てることは原則禁止されている地域があります。

それらの住宅は、20年以上前に用途地域が変更される前から建っていたもので、当時は住宅地だったものの、後に都市計画が変更され、今では「土地を購入しても、新築できない土地」になっている場合があります。

特に注意すべきは、工業専用地域に指定されていて住宅・店舗の建築ができない、市街化調整区域では原則として建築不可、転用許可が必要な農地、接道2ｍ未満の土地は建築基準法上の建築不可であるなど、見た目が「住宅地」に見えても、法的には「建てられない土地」であることがあります。

安いのには理由があると思い、注意が必要です。